成年後見人は大変

弁護士にしっかり依頼しておけば、 当事者となって遺産分割を行うことも出来ます。親族の方が後見人となられた場合このようなケースで対立することは往々にしてあることです。そのような面倒くさい問題を回避するためにも弁護士にするメリットはあります。 相続が発生したとき、本人と後見人が同じ相続人の立場になるケースも想定することが出来ます。そのとき利益が相反するものとみなされ、有効な遺産分割協議ができませんよね。

更に弁護士でない場合、お子さんなど近いご親族が、 誰かに後見人になってもらいたいと考えたときには、第一候補にあがるでしょう。しかし実際に、そのようなゆとりが存在していればいいのですが、 その人たちには、それぞれの家庭があり、生活面もしっかり守っていかなければならないので、なかなかゆとりを持つことが出来ないという人たちが多いのです。

果たしてそのような人たちに成年後見人を押しつけてしまっていいものかということも、考えていかなければならない問題ではないでしょうか。成年後見人となったら、後見人としての仕事もプラスαこなしていかなければなりません。後見人の仕事は、多岐にわたります。書面によって裁判所や後見監督人等への報告も必要なのです

 

弁護士に相談

成年後見制度には家庭裁判所が成年後見人等を選任する方法としての「法定後見」があり、そしてあらかじめ本人が任意後見人を選ぶ「任意後見」があります。 更に法定後見には、後見、保佐、補助に分類することが出来ます。それは、本人の判断能力に応じ、家庭裁判所によって決定されます。

成年後見人を、法律のプロフェッショナルに依頼することにどのようなメリットが存在しているか考えてみましょう。弁護士に依頼することによって、あらゆる法律問題に対応することが出来、それは、司法書士や社会福祉士とは全然事情が違う問題です。

弁護士の人たちは、他人との交渉をすることや、争いごとの解決も得意分野としています。何かあった時一番頼ることが出来る存在と考えていいでしょう。このとき、あらかじめ弁護士という選択をしておけば、 後見制度を含め、様々な制度を組み合わせて対応することが出来ます。

いろいろな問題が浮上し、遺産分割の問題を回避するため、任意後見の問題、そして、 死後委任契約、遺言書の作成ということにも関わっていかなければなりません。将来の紛争は、様々な組み合わせによって回避することが出来ます。やっぱり弁護士は頼もしい存在なのです。

とはいえ、弁護士へ依頼するには費用が発生します。しっかりと事前にどのくらいの費用がかかるのか確認しておきましょう。弁護士費用というのはその案件によって大きく変わってきます。「交通事故賠償金請求」や「医療過誤」、「労災」や「遺言・相続」など案件は様々です。まずはその法律事務所が成年後見人の依頼を受けているかを調べてから成年後見弁護士の費用がどのくらいかかるかを確認するようにしましょう。